自分で感じている自分の声のギャップ

企業研修の中で、受講生のロールプレイングの様子を撮影し、その映像を見ていただくというプログラムがあります。お客様に接客や営業をしているシーン、上司に報告をしているシーン、病院やクリニックの診察室で患者様に説明をするシーンなどです。

ご覧になった後、ほとんどの方が顔を真っ赤にして目を背けようとします。そして、「普段のわたしの声はこんな風ではありません…」などとおっしゃるのです。他の方が聞くと、いつもの声なのに、です。

あなたにも、同じような経験はありませんか。

このように、自分で感じている自分の声 と 他人が感じている自分の声には、かなりのギャップがあるものです。もしも自分が、良くない印象の声を出していたとしても、自分ではなかなか「気付く」ことができないのです。

自分から意識的に良くしようとしない限り、絶対に改善されないのが  や 話し方 なのです。

エレベーター研究会 主宰 美月あきこ